Nutanix Central の一般提供開始を発表

Nutanix Central のハイブリッド・マルチクラウド管理ソリューションのジャーニーにおける重要なマイルストーンを発表できることを嬉しく思います。昨年開催された Nutanix .NEXT では、Nutanix Central のビジョンをご紹介し、早期アクセスの提供を発表しました。本日、Nutanix Central が早期アクセスから一般提供へと移行することをお知らせします。

2023年5月に開催された .NEXT において、Nutanix CEO Rajiv Ramaswami が Nutanix Central の早期アクセスについて発表しました。

Nutanix Central が早期アクセスから一般提供へと移行できたのは、製品開発の初期段階からお客さまや社内チームとの強固な協力関係があったおかげです。緊密なパートナーシップにより、お客さまのユースケースを理解し、その貴重なインサイトを製品のロードマップに取り入れることができました。

ハイブリッド・マルチクラウドにおける IT 環境管理の統合ビジョン

シンプルさ、拡張性、統合性は、絶え間なく変化するグローバルなインフラ管理の状況において非常に重要です。ここで Nutanix Central が極めて重要な役割を果たします。企業がハイブリッド・マルチクラウド環境における Nutanix Cloud Platform（NCP）の導入を処理する方法を再構築します。

Nutanix Central は、AWS および Azure パブリッククラウド上の Nutanix Cloud Clusters（NC2）ソリューションを介して、オンプレミスおよびパブリッククラウドの両方で、統合インフラ管理と比類のない制御、可視性を提供します。

エクスペリエンスの統合

複数のサイロ化されたコンソールをやりくりし、断片化された可視性に苦労する時代は終わりました。Nutanix Central は、多様な環境に展開されている全ての Nutanix サービスを表示・管理するための単一のペインを提供します。

Nutanix Central は、オンプレミスでも NC2 でも、フェデレーテッド IAM、プロジェクト、フリート、ライセンス管理を通じて、グローバルな可視性を提供し、エンタープライズクラウドガバナンスフレームワークを確立します。

スケーラビリティとインサイトの取得

Nutanix Central があれば、大規模な管理はもはや課題ではありません。ユーザーは複数のドメインを登録できるため、地理的に分散した Nutanix のインフラを一元化されたコンソールから管理できます。ユーザーは、ハイブリッド・マルチクラウドの Nutanix インフラに関する包括的な知見を得られ、登録されている全てのドメインにわたる統合ドメインとクラスタメトリックの恩恵を受けることができます。

この例では、Nutanix Central は、管理が容易な 20 以上のグローバルサイトを示しています。

シームレスな監視とメンテナンス

Nutanix Central は、インフラの健全性をシームレスに維持します。ユーザーは、登録されている全てのドメインでアラートを簡単に監視して解決できるため、ダウンタイムを最小限に抑え、最適な性能を確保できます。統一されたアラート管理により、運用が合理化され、効率が向上します。

Nutanix Central のダッシュボードには、数百のクラスタを持つドメインとそのストレージ使用率が表示されます。

効率的なリソース管理の強化

Nutanix Central 内のプロジェクトは、Nutanix のリソースの効率的な組織化と管理を促進し、複数のイニシアチブとチームをシームレスに管理できるようにします。これにより、コラボレーションの合理化と最適なリソース配分が保証されます。

堅牢なマーケットプレイス

Nutanix Central のマーケットプレイス機能により、ユーザーは膨大な数の Nutanix 製品と優先パートナーアプリを発見し、登録済みのドメインにデプロイできます。これにより、デプロイメントプロセスが簡素化され、生産性が向上します。

IAM による防御力の強化

Nutanix Central の IAM（Identity and Access Management）機能により、ユーザーはきめ細かな権限を定義できます。これにより、許可されたユーザーのみが、登録済みドメイン内の Nutanix インフラリソースにアクセスできるようになります。不正アクセスから保護することで、データの整合性を保護し、コンプライアンスを維持する上で重要な役割を果たします。

検索機能

Nutanix Central を使用すると、ユーザーは任意のドメイン内のリソースや詳細なログを迅速にナビゲートおよび検索できます。これにより、ユーザーは任意のドメイン内の情報を即座に検索し、重要なタスクに集中できるため、生産性が向上します。

シームレスな統合と相互作用

Nutanix Central は、さまざまな Nutanix の製品とサービスを調和させることで、一貫したエコシステム内でのシームレスな統合と相互作用を促進します。これにより、登録済みドメイン間でデプロイされた Nutanix 製品やサービスをナビゲートし、Nutanix Cloud Manager（NCM）、Prism、Nutanix Kubernetes Engine、ファイルストレージ、オブジェクトストレージなどの相互接続されたソリューションにより、Nutanix インフラの可能性を最大限に引き出せます。

さまざまなアプリが統合されているアプリスイッチャー

早期アクセスからの反応

Nutanix Prism と Nutanix Central の統合ソリューションは、多様な IT リソースの管理を簡素化し、組織が現代のビジネス環境のダイナミックな要求に適応できるようにします。早期アクセスの発表以来、Nutanix はより多くの Prism クラスタとドメインを管理するためのスケール機能の開発を続けてきました。

Nutanix Central へのアクセス方法

Nutanix Central の活用を開始するには、my.nutanix.com ポータルから専用テナントをリクエストしてください。Nutanix Central のユーザーガイドには、前提条件とサポートされている Prism バージョンの詳細が記載されています。

ライセンスガイドとソフトウェアオプションページには、Nutanix Central のライセンス要件の詳細が記載されています。

まとめ

Nutanix Central は、ハイブリッド・マルチクラウド環境におけるサイロ化を解消し、Nutanix のインフラと製品の管理を大幅に簡素化することをお約束します。コントロールプレーンを提供し、ユニバーサルなクラウド運用モデルを使用して、エンドポイント間で大規模な統合管理を可能にします。

Nutanix Central のページもご覧ください。詳しくは、アカウント担当者にお問い合わせください。また、 テストドライブによる無料体験を通じて、Nutanix Central の機能をデモ環境で試すこともできます。

_{©2024 Nutanix, Inc. All rights reserved.本文書に記載された、Nutanix、Nutanixのロゴ、およびNutanixのその他全ての製品、提供機能、およびサービス名は、米国およびその他の国においてNutanix, Inc.の登録商標または商標となります。本文書に記載された、その他のブランド名は、識別目的のみに使用されており、それぞれの所有者の商標となります。本投稿には、Nutanix.comの一部ではない外部ウェブサイトへのリンクが含まれていることがあります。Nutanixは、こうしたサイトを管理していない他、あらゆる外部サイトの内容または正確さに関する一切の義務を負わないものとします。外部サイトにリンクをする当社の判断は、当該サイトにおけるいかなる内容の宣伝とも見なされるべきではありません。本記事内に含まれる一部の情報は、調査、発行物、アンケート、および第三者の情報源および当社が独自に行った社内の予測・研究におけるその他のデータに関連するか、これに基づいています。こうした第三者による調査、発行物、アンケ―ト、およびその他のデータは本記事の投稿時点で信頼性があるものの、独自には検証されておらず、当社は第三者の情報源から取得した情報の適性、正確性、または完全性に関して一切の表明を行いません。}

_{この投稿には、開発中の新しい製品機能および技術に関する当社の計画および期待に関する記述、かかる製品機能および技術の能力、ならびに製品機能および技術を将来的にリリースする計画に関する記述など、明示または黙示の将来予想に関する記述が含まれる場合があります。そのような記述は、は、歴史的事実ではなく、当社の現在の期待、見積もり、信念に基づくものです。このような記述の正確性にはリスクや不確実性が含まれており、当社がコントロールできないものを含む将来の事象に依存し、実際の結果はこのような記述によって予測または暗示されたものと大きく異なる可能性があります。本投稿に含まれた将来の見通しに関する記述は、記載された日付時点のみの内容を伝えており、法令に別段の定めがある場合を除いて、当社は以後の出来事または状況を反映させるために、当該の将来の見通しに関する記述を更新もしくは修正する義務を負いません。}