オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、8つのソリューション(エネルギー、公共輸送、交通安全、ネットワーク保護、決済、インフラモニタリング、DX、マネージメント&サービス)で“社会的課題を解決する企業”です。ソリューションの一つであるネットワーク保護においては、IoT化で重症性が増す仮想化システムやネットワーク通信機器などの電源管理、データ保護、ネットワーク保護を目的に、UPSと自動シャットダウンソフトなどを組み合わせて、最適な電源管理ソリューションを提供しています。 オムロンが提供するUPS仮想化ソリューションは、UPS/ネットワークカード「SC22」(※1)/仮想化環境専用自動シャットダウンソフト「VirtuAttendant」(※1)を組み合わせてシンプルな電源環境を構築でき、停電時など電源異常が発生した場合は、仮想化システムを自動終了することができます。また、電源が復旧すると、UPSが自動起動し、仮想化システムを自動起動することもできます。
(※1) Nutanix Ready INTEGRATEDを取得済み
<仮想化環境専用自動シャットダウンソフト「VirtuAttendant」について>仮想化環境にUPSを導入する際、SIerがソフトウェア設定や動作テストを行いますが、この作業工数や時間の多さが大きな負担になっています。オムロン 仮想化環境専用自動シャットダウンソフト VirtuAttendant は、システムを正しく停止/起動させるだけでなく、SIerの設定作業の負荷を低減することに着目した、革新的なソフトウェアです。
■パワーシーケンス仮想マシンのシャットダウンシーケンスを、「時間」+「優先順位」の2軸で設計する必要があったものを、仮想マシンのON/OFFのステータスを自動で判断した上で次処理を行うことで「時間」の概念を取り除くことを可能にしました。「優先順位」の1軸のみで設計可能とすることで、設定、および動作テストに要する工数の低減が可能です。
■シミュレート設定シーケンスをテスト実行前に画面上で確認可能とすることで、設定の見直しやテストの繰り返し工数を低減可能です。
■停止テスト(疑似シャットダウンテスト)[特許第7063315号、特許第7276526号]GUI上のワンクリックで仮想マシンのみをシャットダウン可能としたことで、UPSの入力ケーブルを抜かずに仮想マシンの動作テストが実行可能です。その結果、動作テストを実施するごとに行う必要があったUPSの補充電も不要になります。また、テスト結果をExcelで出力できるので、レポート作成作業が低減できます。