Nutanix エンタープライズ クラウド管理 (ECA)

オンラインコース インストラクターコース ファシリテート・ラボ


概要

すでに Nutanix 環境を管理した経験をお持ちの方は、Nutanix 管理者としてのキャリアアップのために、このコースを受講することで、知識を深め、広げることができます。

Prism Central を中心に設計されたこのコースでは、Nutanix の統合管理機能の概要と詳細を説明し、ひとつの Web コンソールで操作できるさまざまな機能を紹介します。

ECA は 4 つのテーマに分類されています:

  1. ハイパーコンバージドインフラ(HCI)や各種 Nutanix クラウドソリューションパッケージなど、Nutanix の中核となるコンセプトを理解します。クラスタの基本的な構成と、VM の作成や管理に必要なコンポーネント(ネットワークやイメージ)についても説明します。
  2. VM の作成と管理、VM とそのデータの保護方法、VM レベルでのストレージ最適化機能の適用方法、ワークロードを Nutanix 環境に移行する方法。
  3. アラート、イベント、ログ収集、レポート、および Prism Central のさまざまな機能を使用してパフォーマンスの問題を特定、分析、修復する方法について説明します。
  4. ノードやクラスタの起動・停止などのメンテナンス作業や、ライセンスやインストール済みソフトウェアの管理・アップグレードをわずか数クリックで行うためのクラスタのセットアップ方法をご紹介します。

対象

  • データセンターにおける Nutanix クラスタを管理する管理者、エンジニア、その他の人々 
  • 購入を決定するための情報を求めているマネージャーや技術スタッフ
  • Nutanix 認定プロフェッショナル - マルチクラウド インフラストラクチャー (NCP-MCI) 認定資格取得を目指す方

コース内容

1: Nutanix クラスタの使用方法

  • 3層構成インフラとハイパーコンバージドインフラの理解
  • Nutanix クラウドソリューションパッケージの理解
  • ノード、ブロック、クラスタ、クラスタサービスの理解
  • Prism Central と Prism Element の利用
  • Prism Central と Prism Element の使い分けの理解

ハンズオンラボ

  • Prism Web Console への接続と確認
  • データサービス IP、NTP サーバー、ネームサーバーを追加する
  • Active Directory 認証を設定する
  • Prism Central の利用する
  • Prism Central を初期設定する

2: Nutanix クラスタのセキュリティ

  • セキュリティに対する Nutanix のアプローチの理解
  • Prism Central を使用した、認証、ユーザー、RBAC の設定
  • Flow Network Security のポリシーの理解
  • Prism Element を使用した保存データの暗号化 (Data-at-Rest Encryption) の設定

ハンズオンラボ

  • ローカルユーザーを追加する
  • 新しいユーザーアカウントを確認する

3: クラスターネットワーキングの設定

  • AHV のネットワーク用語の理解
  • Prism Central を使用したクラスタネットワークの監視
  • Prism Element を使用した Network Visualizer の評価
  • サブネットと仮想スイッチの作成と更新
  • サブネットの拡張とネットワークセグメンテーションの理解

ハンズオンラボ

  • アンマネージドネットワークとマネージドネットワークを構築する
  • AHV のネットワーク構成を調べる
  • 仮想スイッチとアップリンクを管理する
  • Prism Web コンソールで仮想スイッチを表示する

4: イメージの管理

  • イメージサービスの理解
  • Prism Central を使用した画像の監視、アップロード、インポート、管理

ハンズオンラボ

  • Prism Central へイメージをアップロード/インポートする
  • イメージ配置ポリシーを設定する

5: 仮想マシンの作成

  • Prism Central を使用した VM の作成
  • Prism Central のセルフサービス機能を利用した VM テンプレートの作成
  • Nutanix Guest Tools のインストールと有効化

ハンズオンラボ

  • Windows VM と Linux VM を作成する
  • Windows および Linux オペレーティングシステムをインストールする
  • Windows および Linux に Nutanix Guest Tools をインストールする

6: 仮想マシンの管理

  • VM への配置ルールの更新、クローン作成、カスタマイズ、エクスポート、適用
  • VM へのストレージポリシーの作成と適用
  • 共通の VM 管理タスクを自動化するためのプレイブックの作成

ハンズオンラボ

  • VM を更新する
  • テンプレートとクローンを作成する
  • VM を OVA としてエクスポートする
  • プレイブックを作成し、実行する
  • ストレージポリシーを作成する

7: VM とそのデータの保護

  • データ保護の用語と概念の理解
  • 同期および非同期のレプリケーション機能の理解
  • Prism Element を使用したローカルおよびリモートのバックアップと DR の構成
  • Prism Central を使用した Leap による保護ポリシーの作成

ハンズオンラボ

  • 保護ドメインとローカルVMリストアを作成する
  • レプリケーション用のコンテナを作成する
  • リモートサイトを設定し、保護ドメインを作成する
  • VM マイグレーションを実行し、プライマリへ復帰する

8: クラスタストレージの設定と管理

  • AOS 分散ストレージの理解
  • ストレージプール、ストレージコンテナ、冗長係数、レプリケーション係数、キャパシティ予約、スナップショットなどの主要なストレージ概念の理解
  • フォールトトレランスと障害処理メカニズムの理解
  • ストレージコンテナの作成と更新
  • さまざまなキャパシティ最適化機能の使用

ハンズオンラボ

  • ストレージダッシュボードを利用する
  • 圧縮あり/なしのコンテナを作成する
  • 圧縮コンテナと非圧縮コンテナのデータを比較する
  • ストレージコンテナ間で vdisk を移行する

9: Nutanix Moveによるワークロードの移行

  • Nutanix Move の理解、インストール、アップグレード
  • Move を用いた VM のマイグレーション
  • Move ログのダウンロード

ハンズオンラボ

  • マイグレーション用の VM を準備する
  • Move VM を導入する
  • Move を設定し、移行の計画を立てる

10: クラスタ・パフォーマンスの監視

  • Prism Central のパフォーマンス監視機能の理解
  • セッション、チャート、レポートの作成
  • Prism Central でのカスタムダッシュボードの作成

ハンズオンラボ

  • Prism Central パフォーマンス監視ダッシュボードを作成する
  • Prism Central を使用してメトリクスを分析するためのチャートを作成する
  • レポートを作成・管理する

11: クラスターのヘルスモニタリング

  • Prism Central と Prism Element のヘルスモニタリング機能の理解
  • Prism から要約された詳細なヘルス情報の入手
  • Nutanix クラスタチェックの使用
  • ログの収集

ハンズオンラボ

  • Nutanix Cluster Checkヘルスチェックを使用する
  • サポートのためにログを収集する
  • レポートを作成・管理する

12: パフォーマンスの問題の調査と解決

  • Prism Central のアラートとイベント、および関連するダッシュボードの理解
  • 問題のある VM や非効率な VM の特定
  • 問題のある VM を修復するための潜在的な方法

ハンズオンラボ

  • アラートを使う
  • イベントを調べる

13: クラスタ保守の実施

  • ヘルスチェックの実施
  • メンテナンスモードの使用
  • ノードとクラスタの起動と停止
  • クラスタへのノードの追加とクラスタからのノードの削除

ハンズオンラボ

  • クラスタの健全性を確認する
  • ノードをメンテナンスモードにして削除する

14: ライセンス、ソフトウェア、ファームウェアのアップグレード

  • LCM と LCM ワークフローの理解
  • LCM を使用したアップグレードの実行
  • クラスタのライセンス取得とライセンスの管理

ハンズオンラボ

  • ライフサイクル・マネージャーを使用して NCC をアップグレードする

利用規約

  • お客様は、コースの日程を決定する前にトレーニングシートを購入する必要があります。 
  • お客様は、購入したトレーニングシートをキャンセルすることはできず、支払われた金額も返金できません。 
  • お客様は、15 営業日以上前に Nutanix に書面で通知することにより、コースの日程を変更することができます。ただし、変更手数料が適用される場合があります。 
  • お客様は、5 営業日以上前に Nutanix に書面で通知することにより、受講者の代理を立てることができます。変更手数料は、代理の受講者には適用されません。 
  • トレーニングシートは、購入後12ヶ月以内に使用する必要があります。購入から 12 ヶ月以内にトレーニングシートを利用しなかった場合、当該シートに対して支払われたすべての料金は返還されないものとします。場合により、延長が可能なこともございます。 
  • 弊社の認定トレーニングパートナー (ATP) の多くは、10営業日以内のキャンセルおよび/または日程変更ポリシーを設けています。 10 営業日以内にキャンセルまたは日程変更された場合、シート代金の全額を上限として手数料が適用される場合があります。 
  • 最少開講人数に達しない場合、講師の病気、その他Nutanixが管理できない事由が発生した場合、Nutanixは開講予定のコースをキャンセルする権利を有します。
  • キャンセルの通知は、再スケジュール情報および代替トレーニングの選択肢を記載したEメールにて、登録済みの受講者に送信されます。

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