Nutanix on Google Cloudに新たな選択肢と柔軟性を:新機能のご紹介

執筆者:Mat Brown

本日、Nutanix Cloud Clusters (NC2) on Google Cloud に対する複数の機能強化により、お客様にさらなる選択肢を提供できることを大変嬉しく思います。より柔軟で費用対効果の高いエントリーポイントとなる「Google Cloud C3ベアメタルノード」のサポート開始に加え、提供リージョンを新たに5つ拡大し、Google Cloud Storage向けのMulticloud Snapshot Technology (MST) 機能を導入します。これらの進化が組み合わさることで、導入オプションの拡充、レジリエンスの強化、そしてハイブリッド・マルチクラウド環境をより柔軟に拡張する能力をお客様に提供します。

これらのアップデートが、皆様のハイブリッド・マルチクラウド戦略においてなぜ重要なのかをご紹介します。

Google Cloudとの継続的なイノベーション

Google Cloud C3ベアメタルノードは、NC2 on Google Cloud の利用を開始するための、柔軟かつコスト効率に優れたエントリーポイントを提供します。これは単なる「新しいサーバーの選択肢」ではありません。エンジニアリングにおける重要なマイルストーンであり、NC2 on Google Cloud におけるストレージ提供方法の根本的な変革を意味します。ローカルのNVMe SSDのみに依存していた既存のベアメタルノードとは異なり、C3ベアメタルノードは「ディスクレス」です。これが、NC2のカタログにC3が追加された特別な理由です。

 

A high-level overview of the storage configurations of the NC2 compatible Google Cloud Compute Engine bare metal instances.

図:NC2互換のGoogle Cloud Compute Engineベアメタルインスタンスにおけるストレージ構成のハイレベルな概要

これを実現するため、Nutanixのエンジニアリングチームは、「Google Cloud Hyperdisk」をNC2のプライマリストレージ階層として検証しました。このイノベーションにより、コンピュートとストレージのパフォーマンスを分離できるようになります。Googleの次世代ブロックストレージ・アーキテクチャを活用することで、物理的に接続されたドライブがなくても、Nutanix AOSに期待されるレジリエンスとパフォーマンスを提供します。これにより、さまざまなユースケースにおける可能性が大きく広がります。

より低い導入ハードルと最適化されたTCO

様々なメモリ構成を備えたC3ノードは、コストの常識を変えます。Z3ノードやC4ノードは、ハイエンドなデータベースや大規模なVDI環境には素晴らしい性能を発揮しますが、それほど負荷が高くない汎用的なワークロードや、小規模なDR(災害復旧)サイトにとってはオーバースペックになる可能性があります。お客様にさらなる柔軟性を提供するため、C3ノードはコストが最適化されたオプションとして、以下のメリットを提供します。

  • 初期費用の削減: ディスクレスのコンピュートノードを活用することで、コンピュート層の時間あたりのコスト消費を大幅に削減しました。

  • 最適なサイズ(適正規模)のストレージ: ワークロードが要求するストレージ構成(1ノードあたり15TBから最大120TBまで)に合わせてノードを展開できます。

  • 柔軟なスケーリング: このコンピュートとストレージの分離により、実際の消費量に合わせてインフラへの投資を調整できるため、TCOを最適化できます。

技術仕様:その中身は?

互換性のある3つのC3ベアメタルインスタンスは、汎用コンピューティング向けに構築されています。

  • コンピュート: 第4世代 Intel® Xeon® スケーラブル・プロセッサー(Sapphire Rapids)、96物理コア。

  • メモリ: 512GB、768GB、または1.5TBのDDR5 RAMオプション。

  • ストレージ: Google Cloud Hyperdisk Balanced。ネットワーク経由で接続されますが、Nutanix AOSスタックにはローカルNVMeとして認識されるため、柔軟なパフォーマンスと容量を提供します。

  • ネットワーキング: 最大200 Gbpsのネットワーキングにより、East-Westトラフィックと重要なストレージI/Oの両方を処理します。

お客様へのさらなる選択肢

今回の発表により、お客様は多様なワークロードに対してインフラを適正なサイズにするための選択肢が増え、コスト、パフォーマンス、スケーラビリティを最適化できます。

  • C3シリーズ: 柔軟性とコスト効率が鍵となる、汎用的な仮想化、VDI、およびモダナイゼーション・プロジェクト向け。ローカルNVMeの代わりにHyperdiskをワークロードストレージとして利用します。

  • Z3シリーズ: 72TBのローカルストレージを備えた、ストレージ集約型でI/O負荷の高いデータベースおよび分析ワークロード向け。

  • C4シリーズ: 最新のIntel® Xeon® 6(Granite Rapids)プロセッサーと18TBのローカルNVMeストレージを搭載した、汎用性の高い高性能モデル。

グローバルでの提供地域を拡大

一般提供開始時、NC2 on Google Cloud は17のリージョンでローンチされました。2026年第2四半期には、香港、東京、ムンバイ、シドニー、ダンマン(サウジアラビア)の5つの新しいリージョンを追加し、サポートされるリージョン数は22に増加する予定です。

 

NC2 on Google Cloud will soon be available across 22 regions globally.

図:NC2 on Google Cloud は、間もなく世界22リージョンで利用可能に



このグローバルなサポートにより、Nutanixクラスターを数時間で世界中に展開できるようになります。新しいリージョンへの展開であれ、業界のサプライチェーンの制約を回避するためであれ、Nutanixのお客様は最大6種類のGoogle Cloudベアメタルインスタンスを活用して、自社のハイブリッド・マルチクラウド環境を構築できるようになります。

Multicloud Snapshot Technology (MST)

NC2 on Google Cloud 向けの新しいベアメタルインスタンスと新規リージョンの追加に加え、最近のPrism Central 7.5.1リリースでは、Nutanix Multicloud Snapshot Technology (MST) でGoogleのS3互換オブジェクトストレージ「Cloud Storage」を利用できるようになりました。これにより、Nutanixのスナップショットを低コストなオブジェクトストレージに保存するための新たな選択肢が提供されます。

Nutanix Multicloud Snapshot Technology (MST) can be used with a variety of low cost S3 compatible object storage technologies such as Nutanix Objects and Google Cloud Storage

図:Nutanix Multicloud Snapshot Technology (MST) は、Nutanix ObjectsやGoogle Cloud Storageなど、さまざまな低コストのS3互換オブジェクトストレージ技術で利用可能

ITチームはこのテクノロジーを活用して、低コストの災害復旧(DR)ソリューションを構築したり、既存のソリューションに追加の保護レイヤーを強化したりできます。これは、MSTとNC2を組み合わせて「ゼロコンピュート」または「パイロットライト」のDRソリューションを構築する際に、特に効果的なアプローチとなります。さらに、Nutanix Disaster Recovery (NDR) のマルチサイト機能と併用することで、復旧や可逆性に関するコンプライアンス要件を満たす、低コストで追加のリカバリ・ポジションを提供することも可能です。

利用を開始する準備はできましたか?

レガシーアプリの移行とモダナイゼーション、コスト効率の高い災害復旧サイトの構築、あるいは季節的な需要増大に伴うバーストなど、目的に関わらず、お客様の要件に合ったノードタイプを選択できるようになりました。

C3ベアメタルノードは現在利用可能です。Nutanix Cloud PlatformをGoogle Cloudへ導入するための、よりアクセスしやすい(導入ハードルの低い)エントリーポイントをお待ちだったなら、まさに今がその時です。

NC2 on Google Cloud の詳細についてはこちらをクリックしてください。無料トライアルについてはこちらをクリックし、クラウドの複雑性を排除したNC2の「シンプルさ」をぜひご自身でご体験ください。

Google Cloud Nextにご参加予定ですか?ぜひブース #6102 にお立ち寄りいただくか、こちらからブリーフィングをご予約ください。

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