Nutanix、2023 年第 1 四半期の業績を発表

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間 2022 年 11 月 30 日 に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

プレスリリース
2022 年 12 月 2 日

ACV請求額は前年同期比27%増、非GAAP営業損益は黒字化
すべての指標で上方修正を達成

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼 CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix )は本日、2022 年 10 月 31 日を末日とする 2023 年度第 1 四半期の 業績 を発表しました。

 

Nutanix 2023 年第 1 四半期業績サマリー

Nutanix のプレジデント兼 CEO である Rajiv Ramaswami は、次のように述べています。「先行き不透明なマクロ経済の中、お客様が Nutanix Cloud Platform に見出す価値と、サブスクリプションモデルの強みを反映する形で、第 1 四半期には堅調な業績を達成しました。Nutanix Cloud Clusters (NC2) on Microsoft Azure の一般提供開始や、企業における Kubernetes の大規模な採用促進に向けた Nutanix Cloud Platform の強化を通じ、当社のハイブリッドマルチクラウドのビジョンもまた、実現に向けて重要な進展を遂げました。」

Nutanix の CFO である Rukmini Sivaraman は、次のように述べています。「第 1 四半期の業績はサブスクリプションモデルの継続的な進展を反映し、ACV 請求額の前年同期比 27% 増や、今回初めて非 GAAP ベースの四半期営業利益の黒字化を達成しました。サブスクリプション更新の基盤を構築すべく、当社は優れた実行能力を発揮し続けており、持続可能で収益性の高い成長に向けた取り組みに注力しています。」

2023 年第 1 四半期の業績サマリー

 

23 年第 1 四半期

22 年第 1 四半期

前年同期比

年間契約額(ACV)1 請求額

2 億 3,190 万ドル

1 億 8,330 万ドル

27%

年間経常収益(ARR)2

12 億 8,000 万ドル

9 億 5,260 万ドル

34%

平均契約期間3

3.0 年

3.1 年

-0.1 年

売上高4

4 億 3,360 万ドル

3 億 7,850 万ドル

15%

GAAP ベース粗利益率

81.0%

78.5%

250 bps

非 GAAP ベース粗利益率

83.4%

82.1%

130 bps

GAAP営業費用

4 億 3,140 万ドル

4 億 3,430 万ドル

-1%

非 GAAP 営業費用

3 億 5,110 万ドル

3 億 5,260 万ドル

-0.4%

GAAP営業損失

-8,030 万ドル

-1 億 3,730 万ドル

42%

非 GAAP 営業利益(損失)

1,060 万ドル

-4,190 万ドル

+5,250万ドル

GAAP ベース営業利益率

-18.5%

-36.3%

17.8 % pts

非 GAAP ベース営業利益率

2.4%

-11.1%

13.5 % pts

フリーキャッシュフロー

4,580 万ドル

-190 万ドル

+4,770 万ドル

GAAP および非 GAAP ベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。

最近の事業ハイライト

  • Nutanix Cloud Clusters (NC2) on Microsoft Azureを提供開始: Nutanix のハイブリッドクラウド環境を Microsoft Azure 専用ベアメタルノードへと拡大する、NC2 on Microsoft Azure の一般提供開始を発表しました。
  • 2022 年 Gartner® Magic Quadrant™ for Distributed File Systems and Objects Storage にて 2 年連続でビジョナリーの 1 社に位置付け Gartner が 2022 年 10 月に公開した Magic Quadrant for Distributed File Systems and Object Storage(分散ファイルおよびオブジェクトストレージのマジック・クアドラント)にて 2 年連続でビジョナリーの 1 社に位置づけられました。
  • 企業における Kubernetes の採用を促進 主要な Kubernetes コンテナプラットフォームの広範なサポート、組み込み型のインフラストラクチャー・アズ・コード(IaC)機能、モダンアプリケーション向けのデータサービスの強化を発表しました。これらの新機能により、DevOps チームは Nutanix Cloud Platform のパフォーマンス、ガバナンス、柔軟性を活用し、アプリケーションデリバリーを迅速化でき、顧客企業は IT 運用コストのコントロールを維持することが可能になります。
  • コーポレートガバナンスの強化を発表: Nutanix 取締役会は 2022 年 10 月、無投票の役員選挙で多数決投票を採択し、同社内規のスーパーマジョリティ(圧倒的多数)議決要件を廃止しました。来る 2022 年年次株主総会では、期差任期制取締役会の廃止と定款からのスーパーマジョリティ議決要件の削除について株主の承認を要求することになります。これらの施策により、同社のコーポレートガバナンス体制は強化され、引き続き株主価値を向上できると予想されます。

2023 年第 2 四半期の業績見通し

ACV 請求額

2 億 4,500 万~ 2 億 5,000 万ドル

売上高

4 億 6,000 万~ 4 億 7,000 万ドル

非GAAPベース粗利益率

82% ~ 83%

非 GAAP ベース営業利益率

5% ~ 10%

加重平均発行済株式数(希薄化後)

約 2 億 7,900 万株

2023 年度の業績見通し

ACV 請求額

8 億 9,500 万~ 9 億ドル

売上高

17 億 7,000 万~ 17 億 8,000 万ドル

非 GAAP ベース粗利益率

82% ~ 83%

非 GAAP ベース営業利益率

2% ~ 4%

Nutanixの2022年度第1四半期に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、 https://ir.nutanix.com/company/financial  でご覧いただけます。

用語の定義と総売上高への影響

1ACV(年間契約額)または ACVは、プロフェッショナルサービス/ハードウェア関連の金額を除外した、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除することで計算されます。期間が定められていない契約に関しては、必要に応じて5年間と仮定した期間を使用します。任意の期間の ACV 請求額は、当該期間中に請求されたすべての契約の ACV の総額として定義されます。

2任意の期間の ARR(年間経常収益)または ARR は、特定期間末の時点で有効な、すべての非永続製品契約の ACV の総額として定義されます。当該契約の条件により、後の期間まで Nutanix が義務を履行できない場合を除き、そして当該契約に関する売上高を Nutanix が認識する期間に関わらず、この計算では、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。

3平均均契約期間 は、期間中に履行された永続製品ライセンスに 5 年間と仮定した期間を使用し、すべてのサブスクリプション契約と永続製品契約を対象に、請求額ベースで計算を行った、ドル加重期間を表しています。

4現在進行中のサブスクリプション型ビジネスモデルへの移行に関連し、平均契約期間が前年同期比で減少したことにより、売上高はマイナスの影響を受けました。

 

Nutanix Inc.について

Nutanix は、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアとして、お客様がビジネスの推進に集中できる、意識しなくて良いインビジブルなITインフラストラクチャー管理を実現しています。Nutanix のソフトウェアは世界中の企業に採用されており、単一のプラットフォームで、場所を問わずハイブリッドおよびマルチクラウド環境のあらゆるアプリを管理できるよう支援しています。詳細については、 www.nutanix.com/jp をご覧ください。Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

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