プレスリリース
2020年4月27日
Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、共同創立者、会長兼CEO:Dheeraj Pandey 以下、Nutanix)は本日、24か国・地域において、IT部門の意思決定者2,650名を対象に実施した第2回目のグローバル調査「Nutanix Enterprise Cloud Index 2019」より、金融サービス業界におけるプライベート、パブリック、ハイブリッドのクラウド採用計画の調査「2019年第2年次報告Nutanix Enterprise Cloud Index 金融サービス業界の比較結果」を発表しました。金融業界は、どの業界よりも急ピッチでハイブリッドクラウドの展開を進めており、プライベートクラウドとパブリッククラウドの両方の環境でワークロードをホストしている一方、複数のパブリッククラウドサービスの使用に関しては、他業界に遅れを取っています。
大半の金融サービス企業は、厳格な規制要件や政府の法令を遵守する必要があります。回答者の60%は、将来のクラウド戦略に影響を及ぼす最大の要因として、セキュリティを挙げています。さらに、多くの企業が異なる環境間のワークロードの移行に苦慮していることから、金融サービス企業は、主要アプリケーションの提供で従来型データセンターを使用する割合が最も高くなっています(59%)。しかし、デジタルトランスフォーメーションの潮流に直面する中、金融業界ではIT環境をアップデートし、エンドユーザーに対するサービスの利便性を高めることへ期待が高まっています。こうした状況から、現時点でハイブリッドクラウドを展開中の金融企業の割合が18%を下回る一方、今後わずか3~5年の間に、ハイブリッドクラウドへ投資シフトを計画中の企業が51%に上る予定です。
その他、本レポートの調査結果は以下の通りです。
Nutanixの製品マーケティング担当バイスプレジデントであるGreg Smithは、次のように述べています。「金融サービス業界のデジタルトランスフォーメーションは、データセンターの最新化とクラウド普及の大きな原動力になっています。積極的かつ必要不可欠な、ハイブリッドクラウドへの投資は、金融企業が明白なメリットを認識していることを物語っています。ハイブリッドクラウドインフラストラクチャーによって、金融企業は、異なるクラウド環境を横断したアプリケーションモビリティを活用し、IT支出をより効果的に管理しつつ、自社データのセキュリティに対する信頼を維持できます。」
金融サービス業界の調査結果に関する詳細は、「2019年度第2年次報告Nutanix Enterprise Cloud Index 金融サービス業界の比較結果」をダウンロードしてください。
「2019年度版 Nutanix Enterprise Cloud Indexレポート」と調査結果についての詳細は、こちらからご覧いただけます。
(以上)
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。