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WiproとNutanixが提携、デジタルデータベースサービス(DDS)を提供

データベースのデリバリーと管理を最適化する共同ソリューションが、
ITチームのイノベーションを推進

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2020年4月29日に発表された プレスリリース の抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

プレスリリース

2020年5月12日

エンタープライズ・クラウド・コンピューティングのリーダーであるNutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、創業者兼CEO:Dheeraj Pandey 以下、Nutanix)と、グローバルなIT、コンサルティング、ビジネスプロセスサービスのリーディングカンパニーであるWiproLimited(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は本日、Nutanix EraとNutanix HCIソフトウェアを搭載したWiproのデジタルデータベースサービス(DDS)の提供を開始したことを発表しました。このサービスにより、企業はITチームが費やす時間と労力を最適化し、効率的にデータベースを管理できるようになります。

データ活用の状況が変化するにつれ、企業は絶え間なく技術革新をもたらすプレッシャーに直面しており、その結果IT部門に負担がかかっています。レガシーインフラでは、データベースは価値を生み出すまでの時間短縮や直線的なスケーラビリティの達成を妨げる要素の1つとなっていました。トランザクション処理などが業務の迅速なスケーリングを妨げ、ビジネスの収益や意思決定に直接影響を与える貴重な洞察を失う可能性があります。

Wiproのデジタルデータベースサービス(DDS)は、Nutanix HCIソフトウェアやNutanix Eraなどのデータベース向けソリューションをもとに構築されています。企業やユーザーはハードウェア、データベースソフトウェア、また必要な構成について予備知識がなくても、ジャストインタイムでデータベースのプロビジョニングと管理を行うことができます。これによりアプリケーションのリリース時間が短縮され、データベース管理者は新たなイノベーション創出に集中できるようになります。

Nutanixソリューションをベースに、Wiproが提供するDDSは、顧客企業がデータベースのワークロードを共有インフラストラクチャに統合し、データベースのスプロールを管理することを可能にします。データベース管理を自動化して簡素化することで、企業全体で効率性、俊敏性、費用対効果、そしてスケーラビリティを促進します。この共同ソリューションが提供するその他の特長は次の通りです。

  • コスト削減:データベースの取得コストと運用コストの削減、リソースの統合と効果的な利用促進(スプロール制御、ライフサイクル管理の改善)、またデータベース管理者は時間を有効活用でき、イノベーションと最適化に集中できるようになります。
  • 迅速なプロビジョニング:サービスデリバリーを従来の数日から数分に短縮。営業部門、データベース管理者、またIT部門以外のユーザーが、セルフサービスポータルを通じてサービスを利用できるため、全体の時間が短縮します。
  • 革新的な価格設定:As-a-serviceモデルは、コストを予測可能にし、価値を事業全体に浸透させ、サービス品質と顧客満足度を確保できます。
  • 再利用性:本ソリューションは、他のサードパーティ製クラウド管理プラットフォームやオーケストレーションツールと統合することで、既存投資を再利用できるようになります。
  • 保守性:複数のデータベース技術とそのバージョンをサポートします。
  • 自動化:品質と予測可能性の向上により効率性を高め、より迅速な変更配信を可能にします。

Wiproのクラウド・インフラサービス担当バイスプレジデント、Satish Yadavalli氏は、次のように述べています。「WiproとNutanixの共同ソリューションにより、サービスとして提供されるコアアプリケーションやデジタルアプリケーションに俊敏性、スピード、柔軟性をもたらします。NutanixHCIプラットフォームとNutanix Eraを搭載したWiproのデジタルデータベースサービス(DDS)は、エンタープライズ、オープンソース、NoSqlデータベースの移行、モダナイゼーション、継続的なデプロイメント、自動化されたライフサイクル管理運用まで、エンドツーエンドのサービスを提供します。開発者やアプリケーション所有者は、カスタマイズされたサービスAPIのリポジトリにアクセスできるため、統合が簡素化されます。この共同ソリューションにより、共同のお客様のデータベースリソースとライセンスコストの最適化を支援することができると確信しています。」

NutanixのNutanix EraおよびBusiness Critical Apps担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのBala Kuchibhotlaは、次のように述べています。「レガシーデータベースの管理は複雑で、データベース管理者は膨大な量のリソースを必要とし、より重要な取り組みに費やすべき時間が奪われています。年々データ量が指数関数的に増加しているため、プロビジョニング、保護、パッチ適用、パフォーマンス、コピーデータ管理の操作は、さらに面倒になりコストもかかっています。Wiproとのパートナーシップにより、効率的で洗練されたDBaaS(データベース・アズ・ア・サービス)ソリューションをお客様に提供し、あらゆる組織がクラウドの力を活用できるようにするという当社のミッションをさらに推進していきます。」

Wipro DDS powered by Nutanixは現在利用可能です。詳細については、以下のリンク先(英語)をご参照ください。

https://www.nutanix.com/partners/system-integrators/wipro

(以上)

Nutanix Inc.について

Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

Wipro Limitedについて

Wipro Limited(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は、情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセスサービスの世界的大手企業です。コグニティブ・コンピューティング、ハイパー・オートメーション、ロボット工学、クラウド、アナリティクス、新興技術の力を活用し、顧客がデジタル世界に適応して成功を収めることができるよう支援しています。サービス・ポートフォリオの包括性、持続可能性への強力な取り組み、高い企業市民精神で世界的に認められた企業として、17万5000人を超える献身的な従業員が6大陸でクライアントに対応しています。協力することで、当社はアイデアを見出し、点と点を結びつけることで優れた大胆な新たな未来を構築することに取り組んでいます。