*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2021年2月24日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。
プレスリリース
2021年3月1日
ACV請求額は過去最高、すべての指標で上方修正を達成ランレートACVの前年同期比28%増に加え、新製品の新規ACV5で前年同期比100%以上の成長を達成するなど、勢いを継続
Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、2021年1月31日を末日とする2021年度第2四半期の業績を発表しました。
Nutanixのプレジデント兼CEOであるRajiv Ramaswamiは、次のように述べています。「本四半期の業績は全体的に堅調で、すべての指標で上方修正を達成したほか、重要な顧客契約の獲得と、確固たる戦略遂行により、勢いを継続しました。Nutanix CEOとして2カ月が経ちましたが、優秀な人材基盤、シンプルなソフトウェアに対するお客様の支持、将来の強力な市場機会を備えたNutanixへの確信は、高まるばかりです。」
NutanixのCFOであるDuston Williamsは、次のように述べています。「ACV請求額は前年同期比14%増で過去最高に到達し、新製品も力強い結果を残しました。サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行は順調に継続し、予想を下回った四半期の営業費用の管理についても、規律あるアプローチを維持できました。当社は今後もトランスフォーメーションの遂行を継続していきます。長期的な価値創造に関し、Nutanixは絶好のポジションを確立していると自負しています。」
2021年第2四半期の業績サマリー
GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。
最近の事業ハイライト
- Rajiv Ramaswamiをプレジデント兼最高経営責任者(CEO)に任命:継続的な成長と効率化を推進しつつ、ハイブリッド/マルチクラウド分野でリーダーシップを発揮することを目指し、Nutanixの次の10年を支えるリーダーとしてRamaswamiが就任しました。VMware、Broadcom、Cisco、IBMなどの業界をリードする企業で要職を歴任したRamaswamiは、クラウドサービス、ソフトウェア、ネットワークインフラストラクチャーの分野でのビジネスの構築・拡大に関して30年以上の実績を誇ります。
- Chris KaddarasがCRO (最高売上責任者)に就任:NutanixのセールスチームのACVモデルへの移行の指揮と、サブスクリプションの変革業務の運用での多大な貢献が評価され、Kaddarasが最高売上責任者に就任しました。2016年のNutanixへの入社以降、Kaddarasは優秀かつ回復力の高いセールス組織を構築・育成しつつ、ビジネスモデルの大規模な移行期間を通じ、ACV請求額の成長に貢献しました。
- ガートナー社の「Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure Software」で「リーダー」の1社と位置付け:ガートナー社の「Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure Software(ハイパーコンバージドインフラストラクチャーソフトウェア分野のマジック・クアドラント)」では、4年連続での選出を果たしました。Nutanixは、ハイパーコンバージドインフラストラクチャーのソフトウェア機能が評価されたほか、実行能力に関して全ベンダー中、「リーダー」の1社と位置づけられました。
- エッジ、プライベート/パブリッククラウド向けに、オブジェクトストレージとファイルストレージのソリューションを提供:非構造化データストレージソリューションの「Nutanix Objects」と「Nutanix Files」に関するハイブリッドクラウドの新機能を発表しました。これによって、顧客はシンプルなデータ管理および効果的なコスト管理が可能となり、企業のITチームは、真のハイブリッド/マルチクラウド運用モデルにより近づくことができます。今回の新機能には、オブジェクトストレージ向けのクラウドの階層化、ハイブリッドクラウド向けファイルストレージ、オブジェクトとファイル両方のディザスタリカバリの簡素化が含まれます。
- 強力なランサムウェア防御機能を発表:リモートワークの普及に伴い、ランサムウェア攻撃の一般化が進む中、こうした攻撃の防御をサポートする新機能をクラウドプラットフォームに追加しました。これらの新機能は、ネットワークセキュリティ、ファイル/オブジェクトストレージ、事業継続性を実現するNutanixの豊富なデータサービスをベースに、マルチクラウド環境におけるランサムウェア攻撃の検知、防御、リカバリを支援します。
- 新規の顧客基盤と、既存顧客の新規ビジネスを拡大:Nutanixは新規顧客の獲得を継続しており、2021年第2四半期末の同社の総エンドユーザー数は約18,770社でした。そのうち、「グローバル2000」企業の新規獲得数は約20社、合計は約950社で、トランスフォーメーションの一環として、Nutanixへの投資を継続しました。第2四半期に獲得した顧客は、「グローバル2000」企業の株式会社日立システムズパワーサービス、Mercedes-Benz do Brasil Ltda.、Roche、Saint-Gobain、Total Gas & Powerなどが含まれます。
2021年第3四半期の業績見通し
Nutanixの2021年度第2四半期の業績に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、https://ir.nutanix.com/company/financial/ でご覧いただけます。
用語の定義と総売上高への影響
1 ACV(年間契約額)は、プロフェッショナルサービス/ハードウェア関連の金額を除外した、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除することで計算されます。期間が定められていない契約に関しては、必要に応じて5年間と仮定した期間を使用します。任意の期間のACV請求額は、当該期間中に請求されたすべての契約のACVの総額として定義されます。
2 任意の期末のランレートACVは、当該期間末の時点で有効な、すべての契約のACVの総額です。この計算では、当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。
3 総平均契約期間は、当四半期に履行された永続製品ライセンスに5年間と仮定した期間を使用し、すべてのサブスクリプション契約と永続製品契約を対象に、請求額ベースで計算を行った、ドル加重期間を表しています。
4 現在進行中のサブスクリプション型ビジネスモデルへの移行に関連し、平均契約期間が前年同期比で減少したことにより、総売上高はマイナスの影響を受けました。
5 任意の契約に関する新規ACVとは、(i) 契約の相手方が (A) 新規顧客の場合、プロフェッショナルサービスを除外した、当該契約の総額、あるいは、相手方が (B) 既存顧客の場合、プロフェッショナルサービスを除外した、当該契約のアップセル/拡大の総額として定義され、いずれの場合も、(ii) 期間が定められていない契約に関しては、5年間と仮定した期間を使用し、当該契約の期間の年数で除すことで計算されます。
(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。
© 2021 Nutanix, Inc. All rights reserved. NutanixおよびNutanixのロゴマークは米国およびその他の国におけるNutanix, Inc.の登録商標、あるいは出願中の商標です。本リリースに記載されているその他すべてのブランド名は、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標です。