Nutanixのプレジデント兼CEOであるRajiv Ramaswamiは、次のように述べています。「先行き不透明なマクロ経済の中、Nutanixのクラウドプラットフォームの価値提案がお客様の支持を獲得し続けたことで、第3四半期は堅調な業績を達成しました。サードパーティ製ソフトウェアの使用に関する監査委員会の調査が完了し、2023年第2四半期のForm 10-Q報告書を提出できたことも嬉しく思います。」
NutanixのCFOであるRukmini Sivaramanは、次のように述べています。「第3四半期の業績は、成長と収益性のバランスのとれたものであり、その結果、ACV請求額は前年同期比で20%以上増加し、フリーキャッシュフローも前年同期比で好調に推移しています。サブスクリプション更新の拡大する基盤に対して、当社は優れた実行能力を発揮し続けており、持続可能で収益性の高い成長に向けた取り組みに注力しています。」
また、サードパーティ製ソフトウェアの使用に関する調査の結論として、監査委員会は、ソフトウェアプロバイダー2社の評価用ソフトウェアが複数年にわたり不適切な形で使用されており、同社の企業行動・倫理規範などのポリシーに違反する形で、一部従業員が評価用ソフトウェアの不適切な使用を隠蔽していたと判断しました。
調査の結果、Nutanixは財務報告に関する内部統制の重大な脆弱性も特定しており、2014年8月以降の過去の期間について、営業費用、未払費用、その他の流動負債について、軽微な過小報告が確認されました。ベンダー2社のソフトウェアの過去の不適切使用によって算定される財務的影響については、2023年第2四半期時点で1,100万ドルの累積算定費用を計上しています。これは、当該ベンダー2社のソフトウェアの過去の不適切使用に関し、複数年の期間にわたって未払となっている、将来的な支払の算定額を意味します。これを受け、本日提出された2023年第2四半期のForm 10-Q報告書では、過去の期間の決算情報も修正されました。
サードパーティ製ソフトウェアの使用に伴う本年度の営業費用への影響については、100万ドル台前半程度の増額を予想しています。このほか、上述の重大な脆弱性に対処し、財務報告に関する全体的な内部統制を強化するため、同社は現在、複数の改善策を実施中または計画中です。
2023年第2四半期の最終業績や、サードパーティ製ソフトウェアの検証に伴い算定される財務上の影響や改善策に関する情報などの追加情報は、2023年第2四半期のForm 10-Q報告書でご覧いただけます。
| 23 年第 3 四半期 | 22 年第 3 四半期* | 前年同期比 |
年間契約額(ACV)1 請求額 | 2億3,980万ドル | 2億470万ドル | 17% |
年間経常収益(ARR)2 | 14億7,000万ドル | 11億1,000万ドル | 32% |
平均契約期間3 | 3.0年 | 3.2年 | -0.2年 |
売上高4 | 4億4,860万ドル | 4億370万ドル | 11% |
GAAPベース粗利益率 | 81.4% | 80.2% | 120 bps |
非GAAPベース粗利益率 | 83.8% | 83.3% | 50 bps |
GAAP営業費用 | 4億3,410万ドル | 4億1,650万ドル | 4% |
非GAAP営業費用 | 3億6,910万ドル | 3億4,210万ドル | 8% |
GAAP営業損失 | -6,890万ドル | -9,270万ドル | +2,380万ドル |
非GAAP営業利益(損失) | 700万ドル | -580万ドル | +1,280万ドル |
GAAPベース営業利益率 | -15.3% | -23.0% | 7.7% pts |
非GAAPベース営業利益率 | 1.6% | -1.4% | 3.0% pts |
営業活動によるネットキャッシュ | 6,430万ドル | -320万ドル | +6,750万ドル |
フリーキャッシュフロー | 4,250万ドル | -2,010万ドル | +6,260万ドル |
* 2022年第3四半期の業績は、ソフトウェアライセンスおよびサポートの費用の報告に関する軽微な誤りの修正を反映しています。2022年第3四半期の修正版業績と当初報告された2022年第3四半期業績の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。
GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。
最近の事業ハイライト
ACV請求額 | 2億4,000万~2億5,000万ドル |
売上高 | 4億7,000万~4億8,000万ドル |
非GAAPベース粗利益率 | 最大84% |
非GAAPベース営業利益率 | 9%~10% |
加重平均発行済株式数(希薄化後) | 最大2億8,200万株 |
ACV請求額 | 9億1,500万~9億2,500万ドル |
売上高 | 18億4,000万~18億5,000万ドル |
非GAAPベース粗利益率 | 最大84% |
非GAAPベース営業利益率 | 6%~7% |
Nutanixの2023年度第3四半期に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、https://ir.nutanix.com/company/financial/ でご覧いただけます。
GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。
用語の定義と総売上高への影響(以上)
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッド・マルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、www.nutanix.com/jpをご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。
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